岡田純良帝國小倉日記

<< 手元にある本――勤労動員世代の食欲(下)。 | main | 手元にある本――誰のための死刑廃止論か(上)。 >>
バックハー名物、タンコ。
3月6日
バックハー名物、タンコ。
 一昨日は某所で馬の臓物と各部位のごった煮を喰ったぜ。苗族の少数の部族たちが物々交換して水牛と犬と山羊と鶏とを売っているような山間の市場。
 宍戸錠が出てきて、小林旭といきなりドンパチをやりそうな北海道の新開地風の荒っぽい街だった。ラッコ撃ちの錠とか、疾風の旭なんて通り名で、その実は厚生省麻薬捜査官だったりする。
 この3日間ほど、日本人を見なかった。そういう鄙の土地の市場だからねえ。まるで闇市だったね。闇市よりもいいのか悪いのか分からない。

20180304 (掲載・バックハー名物・タンコ(馬の臓物のスパイス煮))

 だが、勤労動員世代よりはいいものが鍋には入っていたかも。それほど喰っているけれど、俺は美食には程遠い。
 かと言って、イギリス人のような味覚・味蕾の欠損した粗食というのとも隔絶している。そのくらいの意識はあるわい。
 ここはバックハー。日本人はこんなところにあまり来ない。まぁ、こんな土地だわねえ。
 生まれてから死ぬまで、ずっと働き詰めに働かされて、最後には哀れに解体されたお馬様の臓物で、坊主や農民や教師や山師やと一緒にとうもろこしの焼酎を呑むわけなんだよ。
 今回特に感じたのは欧米人の数の多さだ。こんな僻まで白人の観光客は多数来るけれども、絶対に市場の屋台では喰わないよ。
 「旨かったよ」
 「有り難う、嬉しいわ」
 こういうやり取りも、アジア人らしく、いいではないか。

| 6旅・行動の記録 | 18:16 | comments(0) | trackbacks(0)
スポンサーサイト
| - | 18:16 | - | -
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://punkhermit.jugem.cc/trackback/6794
トラックバック
CALENDAR
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>
SPONSORED LINKS
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE