岡田純良帝國小倉日記

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積読の1冊、「完本 壇流クッキング」。
2月4日
積読の1冊、「完本 壇流クッキング」。
 中公文庫は昔からレシピ本では群れを抜いたセレクションがあった。「壇流クッキング」もその1冊で、我が家は先日まで同じ本が2冊あった。
 1冊は独身時代に買い、オフクロに押し付けた文庫本。付箋紙が殆ど全ページに付いているという、そもそもが何のための付箋紙しか分からないような本だった。
 もう1冊は“小倉の料理番長”にさり気なく押し付けた文庫本だ。アハハハハハハハ。
 俺にはさり気ないなんて芸当はできないことなので、押し付けたのが今に残る。だけどね、この壇さんのレシピ本こそは、アメリカ大陸も東西に横断したし、今般はロンドンにも行って帰ってきたのだ。
 あの時代、ニョウクマムもナンプラーも、簡単には手に入らなかった。だから、壇太郎さんの案内で、何時か一戸建てを買って、魚醤を自家製で楽しもうと密かに覚悟していたのだ。もう30年も前になるわけだろう。
 俺には特別な思い入れのあるのが、この「壇流クッキング」というわけだ。
 そいで、俺のロンドン在住期間にこの本が出たというわけだろう、本当に、胸が動悸を打ったわね。
 産経新聞の2016年4月16日の本書紹介記事を引きたい。

 「『おいしい名作』が完全版で帰ってきた−。エッセイストで福岡・能古島在住の檀太郎氏と妻の晴子さんが、父・檀一雄氏(明治45〜昭和51年)の料理エッセーの全メニュー177点を再現し、レシピも載せた『完本 檀流クッキング』(集英社)を発刊した。
 文壇きっての料理人だった一雄氏の「檀流クッキング」は、昭和44年から約2年間に渡って産経新聞に掲載された。
 日本はもちろん、世界各地の料理を実際に作った一雄氏が書いたエッセーからは、皿を目の前にした時の匂いや、その土地土地の風景まで浮かび上がる。骨太な言葉使いもあって、半世紀近くが経過した現在でも、ネット上などで「男の料理の原点」として人気が高い。
 長男の太郎氏は「チチ(一雄氏)の料理を夫婦の手で完全再現しよう」と思い立ち、完本の制作に取り組んだ。
 檀流クッキングに、詳細なレシピはない。太郎氏と晴子さんは、自身の記憶の糸もたぐりながら、一つ一つ料理を再現し、レシピを制作した。こうしてできあがった『完本 檀流クッキング』は、前半に一雄氏のエッセーを、後半にレシピと写真を掲載した。
 写真には料理から立ち上る湯気も写る。読んでおいしい、見ておいしい、作っておいしい本だ。
 既刊本未収録の64作と、檀家の定番料理でありながら、エッセーには入っていなかった「ビーツサラダ」のレシピも掲載した。税抜き2900円」

    「完本 壇流クッキング」表紙。.JPG

追記
都心は比較的暖かいけれど少し都心を離れるとすぐに気温は下がる。今年はそれがとても実感できる年になったわな。新宿でも東京駅近辺よりも寒い。確実に気温は違うと思う。これからまたまた北上だわい。関西の人から引っ張られたのにお断りしてしまったのだからなあ。
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