岡田純良帝國小倉日記

<< 木蓮の奇縁・London Ladyの気風(下)。 | main | ローマ宣言の後で(上)。 >>
ダンボールの底から現れた本。
4月12日
ダンボールの底から現れた本。
 ハヤカワの古い本が出てきた。ジョゼ・ジョバンニ原作の映画、「ギャング」の原作は「おとしまえをつけろ」という、何となく日活アクションっぽいタイトルを付けられて翻訳された。訳者は岡村孝一。
 古い犯罪小説で、1968年(昭和43年)の古本だが、一体、どこで買ったのか、記憶が無いのだが、多分「ギャング」に夢中になっていた1980年代半ば頃に手に入れたのだろう。

   「おとしまえをつけろ」表紙(正)。.jpg

     「おとしまえをつけろ」表紙(裏)。.JPG

 2008年にリメイクされた映画は「マルセイユの決着(おとしまえ)」という邦題が付けられている。未見なのは俺にはMonica Bellucciが生過ぎる色っぽさがあって、多分、感情移入ができないからだ。

LE DEUXIEME SOUFFLE.jpg

 「この世界で生きてきたあたしたちみたいな者は」
 女がそんな言葉を吐く時に、単なる水商売と感じられてしまうのではここはNGなのよ。
 この世界=暗黒街という風に通じるようになるには、ちょっと彼女では若作りだな。俺と同年生まれだけれども、完璧なボディーと美形を維持していて、今の女優は中年過ぎても貫禄では売らないから面白くない。

Le Deuxième Souffle (1).jpg

 映画の肝にあるものは、時代からすっかり遅れてしまった古い暗黒街の掟に生きる男女の哀れさなんだから。若い人にはどうでもいい名誉を重んじて死んでしまう男。その男と同じ価値観に縛られている女は、Monica Bellucciでは不向きだろう。
 そんなことを呟いている俺こそ、時代からすっかり取り残されてしまっているわけなんだけどね。構うもんかい。


追記
時差ボケもあるんだけれど、色々と動いているのでこれから出立。どうせ漏れる話だが、相変わらず世界中で独断・専行型のリーダー気取りがいる。それだけで振り回されるから困りモノだわねえ。半島情勢も厳しく混迷度を増し、株価がシブイ動きにまでなったね。地震のような自然災害ではなくて、地政学的なリスクによって東京市場の株価が振るわないのは、俺の記憶ではかつてないことだ。それだけ皆さんこの件を真剣に観始めているということになる。
| 9本・記録集 | 13:41 | comments(0) | trackbacks(0)
スポンサーサイト
| - | 13:41 | - | -
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://punkhermit.jugem.cc/trackback/6187
トラックバック
CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>
SPONSORED LINKS
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE