岡田純良帝國小倉日記

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今日のひと口(5)――Iberico Hamとベシャメルソースのポテトサラダ和え
3月5日
Iberico Hamとベシャメルソースのポテトサラダ和え
 この旅は俺は先に抜けたのだから、3泊4日の旅に過ぎなかった。しかし3泊4日でも、旅は旅だね。すっかり寛いで朝から晩まで盛大に呑み、かつ、喰った。
 日本からなら、日本との往復まで考えなければならないけれど、ヒースローなんて、スペイン辺りならチョンよ。通わなければバチが当たるわい。 
 俺の隣のカップルなんて、初めてのフライトだったみたいで、着陸の時にはシート・ベルトも締めず、着陸直後に感激して手を握り合ってチューしてんだからねえ。ウブウブな子たちも乗っている、気安い路線なんだよな。
 だけど、「倫敦砂漠」から行くとこんな皿が出てくるわけだ。信じられんほど旨みのある一口。口内で旨みが爆発!

Iberico Hamとベシャメルソースのポテトサラダ和え (掲載).jpg

 3泊4日の間、Iberico Hamはどこに行っても本当に贅沢に使ってあった。俺など薩摩黒豚の豚仙人でもあるけんね、もう、狂喜乱舞の世界だった。
 このベシャメル・ソース和えなんか、ま、皿としては悪く言えば、見るからに切り落としのゴミみたいなところの寄せ集めなんだろう。
 だけど、腐ってもって、洒落にはならんけど、イベリコ豚ですからねえ。この店のソースは、チーズとマヨネーズみたいな風味もあったから、モルネー・ソースと呼ぶべきなのかも知れんけど。
 トマトケチャップを混ぜるとオーロラ・ソースになるそうだけど、ここのはあくまでもそれこそ悪魔のような光。景気良く盛り上げてあって嬉しくなっちまう。
 ピンチョスは文化としてこれほど盛り上がったのは、たかだか30年くらいの歴史しかないんだそうだよ。だから、俺は強く感じだけど、調理人はニッポンの鮨文化を間違い無く強く強く意識している。
 サーディンも何皿も喰ったけど、酢漬けなんての、シャリの代わりにパンとポテトベースのクリームみたいなのが土台として盛ってあって、そこに鮨宜しくサーディンが上からデレデレっと花魁みたいに乗っているわけよ。
 恐ろしい土地だと想った。俺は、ニッポンの調理人に言いたいね。油断大敵だわな。
 敵地に攻め続け、素材を開拓し続け、変わり続けていかなければイケン。ヒタヒタと背中に迫る彼らの足音が聞こえんようではアカン。
 正直、こんなに旨いとは考えもしなかった。どの皿も旨い。とても深く研究し、斬新な試みに挑戦し続けている。俺の涙もムダにならんとええなあ。あんじょう頼んまっせ。

サーディン酢漬け (掲載)


追記
夕飯喰ったプレートが胃腸に効いて重くなってます。南仏の男たちが困った顔をして俺のことを見たのは面白かった。けど素朴で気が良くて優しいんじゃないかな。慇懃無礼がいちばん付き合い難いからねー。
さて、そろそろ起きるとするかな。自民党9年やれるようにしたようだけれどその後の展開は却って混沌としてしまうことになるからな。今読んでいる阿部眞之助の明治の元勲のお歴々の評伝からは、明治憲法も到底衆愚には政治は任せられないとするものであったとあるが、それでも1つだけ戦後の大勲位センセイと違う点がある。敗戦前は国内政争の内圧が異常なまでに高かったけれど、敗戦後は、ともすればワシントン詣出で地位を盤石にしようとする者が、頻繁と政権を握ることだ。敗戦に至るまで、我々はどこまで衆愚であったろうと、阿部は書いている。個別の良し悪しは取り沙汰せずに、憲法発布した時の総理、伊藤博文が、衆愚に任せられないと書いていることを抉っている。けだし心ある者は銘記しておくべき寸鉄でありますわなぁ。
| 7喰う | 14:37 | comments(0) | trackbacks(0)
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