岡田純良帝國小倉日記

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今日のひと口(2)――亀の手
3月2日
今日のひと口(2)――亀の手
 「カメノテ」と書く方が普通みたいだね。Wikipediaだと「石灰質の殻をもつ岩礁海岸の固着動物で、カメノテ属唯一の種である。甲殻類ミョウガガイ科に分類される」とある。
 そして、「スペイン料理の高級食材の一つ」とも。というわけだから、実際、レストランでも高級で、マーケット・プライスという表示が多い。
 「これ、どう頼めばいいかな」
 「1皿が250gね」
 「どのくらい?」
 「このくらいね」
 お店のオバちゃんが両手の親指と人差し指で丸を作った。高いですら。大体、ざっくり、140€/kgですら。こちらで1皿分(250g)、35€でしたな。
 我が家のアクビがリスボンで見て以来、ずっと食べたがっていたブツがこのカメノテなのだった。実際に喰うのは最初は要領が分からなかったのだが、詰めの間を割るとプリンとした幹の中の身が取れる。
 写真は、剥がす前の固体と、取り出した身と、残りの殻とを説明的に並べたものだ。
 「どうかしら?」
 「ケ・ブエノ!」
 おばちゃんに抱擁されてしまいました。
 日本のカメノテとスペインのものはやや色味が違うように見える。スペインで喰うからいいんだわなあ。ルー・リードの座ったテーブルで、カメノテを喰いましたわいなりー。
 (え、言い過ぎ?)
 そうなんよ、ルー・リードもメリル・ストリープも店に来ておったんよ。それはホンマ。ルー・リードがカメノテを喰ったとは想像できないけど、これから、カメノテを喰うたんびにルー・リードの「ロックンロール」を思い出すんだろうなあ。 
 
亀の手 (掲載).jpg

追記
アクビの見たのはモロッコではなくてリスボンだって。上も訂正しておきます。
| 7喰う | 14:46 | comments(0) | trackbacks(0)
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