岡田純良帝國小倉日記

たらこのパスタ!
10月21日
たらこのパスタ!
 日本の食材でイタリアに負けるの色々あるが、普通、魚介の鮮度や種類では負けていない。但し、ある種の魚卵はイタリアほど新鮮ではない。
 たらこのパスタとか、からすみのパスタなどは、本当に美味い皿があるけれど、今回、日本に帰国して感じたのは日本の魚卵も使い方次第ということだ。
 今年は鮭が不良で、イクラがかなり高額になっている。黒潮大蛇行という天然の異常気象もあるわけだが、海温の上昇は疑いようがない。
 帰国して毎日整理作業ばかりやっているのだが、昼飯がこんなのが出ると、とうとう帰ってきたなあという実感がじわじわと湧いてくる。

たらこのパスタ (1)

追記
本日は一日働いてファイルはたった3冊だけしか処分できなかった。ファイルケースは他に1個。一日分の達成感は、湧いてこないわねえ。明日は中国時代のファイルを壊す予定。多数の除籍謄本が出現。
| 7喰う | 20:05 | comments(0) | trackbacks(0)
トムヤムまぜそばに泣く。
10月14日
トムヤムまぜそばに泣く。
 先ほど在外選挙人登録証を持参して、22日の衆議院選挙を済ませてきた。帰途、数年前まで併用していたガラ携を処分したり、洗濯物を出したりして、結局、昼飯を喰って帰ってきた。
 その後、古雑誌を分解してクリッピングにした。一まとめにして大きな袋に放り込み、スキャナーでデータ化する対象の一群にまとめた。捨てる対象になった雑誌はおよそ40冊ほどになった。古いものは80年代半ばの写真雑誌からStudio Voiceまで雑多。ここまでで4時間ほど。

   在外選挙人証

 帰宅する前に喰ったのはトムヤムのまぜそば。黄色い玉子麺の平麺の上に、大き目の挽肉の肉味噌、ネギ、揚げたネギ、潰したピーナッツ、パクチー、そして半熟の目玉焼きまではいいのだが、びっくりしたのは水菜と刻み海苔、さらにカツオの削り節が乗っていたことだ。
 (うーん、日本流)
 思わずアクビ娘と顔を見合わせた。
 「お好み焼きみたいだったな」
 アクビ娘は言った。帰り道は黙って帰った。泣けるぅ。

トムヤムまぜヌードル

 長く市議をやり、先日まで民進党の県会議員だった候補者が今回国政に初出馬。ポスターは緑一色で「希望の党」。先ほど期日前選挙の受付会場まで行くのに街宣車とすれ違った。
 「よろしくお願いいたします」
 うーん、まともに目線をぶつけられてしまったんだけど、アンタ、同級生やろ。ワシ、あの民進党から今更「希望」に衣替えする心理を疑うわなぁ。
 大阪の無所属で出るあのオバハンについても、New YorkのNさんから「もう、あかんなぁ」というメールが来とるで。さて、どうなる。岸田に禅譲かいねえ。そしたら宮沢喜一以来のヒロシマ者の天下人ちうことになるわいな。

| 7喰う | 17:15 | comments(0) | trackbacks(0)
最後の晩餐。
10月10日
最後の晩餐。
 結局は喰いの話になるわけだ。意地汚いが、今はとりわけ阿川弘之海軍大先生に私淑しているので、なおさらだ。阿川文化勲章殿、ご容赦あれかし。
 というわけ。夕飯と昼飯の店を決める密談は自然熱を帯び、「あと何食」ということで勢い指を折るのも我ながら文字通りの餓鬼のようで情け無い。笑え。
 それで、夕べはヴェトナム料理店の集結する某通りに行くべしと俺が主張したものの、週末に集中する工事でその方面への地下鉄が止まっている。諦めるより他になし。
 「クソったれ!」
 喰ってクソをひる俺の方がクソったれたれなんだけれど。
 「どうする!」
 「詮方無し」
 それで、嘆息、鳩首、密談、謀議。
 「俺の知っているイタリア人の店はどうだ」
 「どうかな」
 そこで某所に。

Bちゃんで (豚頬肉のシチュー)(Slow-cooked pigs cheeks in Pedro Ximénez )

 昨年、ミラノからベルギーに来て働いているイタリア人のオトコと来たことがあった。その折にも、
 「ここ、美味いじゃないっすか!」
 シチリア出身のウエイトレスの女の子に多額のチップを渡そうとしたことがあった。
 結局、イギリスの相場ではあまりに多額なのでそれは止められたのだが、
 「苦労してこんな美味い皿を出して」
 ミラノ・オトコが涙目になっているのが強く印象に残った。そういう店だ。
 「その店に行こまい」
 「どうかな」
 そこで俺がメインに頼んだのがコイツ。豚頬肉のシチュー。
 ちなみに、前菜は某所のハムと某野菜がメインのサラダだぜ。コイツらは俺の土地で学んだ秘密だから今のところは秘すことにする。もうちょっと勉強させてチョー。
 豚頬肉のシチューを頼んだのは難しい理屈なんかないよ。豚は南欧ではキラー食材で、イタリアでもスペインでもポルトガルでも、南方は豚なんだな。もっと言うと、豚か、もしくは猪豚。
 マッシュしたポテトと合わせて、ホロホロの豚肉を口に含むと、含む前から、豚肉の豊かな香りが鼻腔にツンと来て、口に入れた瞬間に口中一杯に拡がるのだ。
 (うーん!)
 見ての通り。食肉業者も含めて、作り手の矜持が伝わってくる。
 連れはシーズンで出始めのポルチーニ茸のパスタだこちらの皿もテーブルの反対側に坐っていても、茸の豊かな香りで圧倒される。鼻の奥に突き刺さるような濃厚な香りだ。パッケリでなくフェトチーネで合わせるのがさらにいいわけだ。
 イタリア人のシェフとイタリア人のウェイター・ウェイトレス。イタリア人は遠目の遠視の眼鏡をかけている人が多くて、その晩も俺のテーブルに付いたのは遠視の眼鏡をかけた若いイタリア女子だった。いい子だったな。
 俺の隣のテーブルの小柄なおばあさんは、イタリア語で最初から会話していたから、多分、イタリアからは商用で来た旅人だろうけれども、彼らのサービスに感激して目を見開いて俺の顔を何度も見る。
 (アジア人の俺に相槌を送らなくてもいいんだけど)
 だけど、そこで大げさに頷いて親指でも立てるのが大切なんだ。
 これまたデザートでは、メニューが両開きに凄い数が並んでいて、開いたら、彼女は涙目になった。
 こういう瞬間に、俺は、ばあさんの肩を抱いてやりたくなってしまうのだ。
 「岡田さん、枯れ専でっか?」
 日本人の諸兄にはよく勘違いされるんだけど。アハハハハハハハ。
 53年と半年の間、こうして誤解ばかりされて生きてきました。


追記
俺の原稿を掲載してくれた雑誌を一気に処分した。これで自分の中で処分するモノの水準が一気に引き下げられた。タブー無しの構造改革ですな。聖域無きコストカットですな。オホホホホホホホ。財務省主計局長ですけんね。もうまなじりを決していきまっせ。
本日も暑くなるらしい。バテないように要注意やねえ。頑張ります。
| 7喰う | 06:12 | comments(0) | trackbacks(0)
鴨ちゃんにお別れ。
10月6日
鴨ちゃんにお別れ。
 気軽に喰ってた鴨ちゃんだけど、もう、お別れなのね。
 だけどこれからお酒とはこんにちは。コイツも実際には日本酒と鴨とをロンドンで合わせるのは難しいわけだったんだけれどもうこの組み合わせを楽しむことも無いだろうなぁ。
 中々知られていないところで日英同盟ではナイスな組み合わせだったんだけど。
 ところで鴨と話が外れる。
 先日の引越しは疲れたんだけど、ネタ的にはNaples並みに面白かったねえ。
 引越し業者の中でイギリス人の禿頭のおっちゃんが、まずざっと室内を概観する時に、額装してある「Destroy Gause-Shirts」を見つけた。
 「あっ!」
 ヤツは声を挙げた。
 「うう」
 そして暫くじっと見ていて、
 「俺、これ、知ってる」
 と言った。
 その後で、ダンボールを運び上げながら歌い始めた。
 「Anarchy in the UK!」
 「Resist Brexit!」
 なんというヤツだ。
 「Destroyだ!」
 それでその後で荷物を詰める段になって、俺の方に度々やって来て、
 「俺、Cookie観たよ」
 「Joneseyも観たよ」
 としつこく言うのだ。
 話を聞くと、直ぐ側にあるPubが「Nashville Rooms」で、70年代の終わりはPunk Rockのメッカになったそうだ。
 「Pistolsが76年4月に出たとこね」
 「そう」
 「101ersをぶっ飛ばしたところだ」
 「そうだ!」 
 その後、Punk Bandを組んだヤツも何度かPubに出演したと語る。 

      20170707 鴨 (3)

 Shepherd Bush近くで1960年に生まれたヤツは、昔はPunk BandでBassを弾いていたんだって。業者がそんな話するなんて…日本では考え難いことだけど…倫敦らしい。
 「これは?」
 俺のスマホの待ち受け画面を見たヤツは、
 「Cookieじゃないか!」
 一目見て分かるわけだ。分かっているわけだよねえ。
 「ピストルズって面白いよ。Shepherd Bushからドラムとギターが出てきてさ」
 「ああ、そうだな」
「フィンズベリーからジョニー」
 「うん」
 「シドも、もうちょっと北だったかな」
 「そうなんだ」
 「組み合わせが面白い」
 ヤツはそう言って笑った。ベースで、パブのステージにも何度か立ったそうだ。
 (おっと)
 鴨ちゃんの話だったのに、どうして話が飛躍したのか知らん。オホホホホホホホ。
 「話ができてよかったよ!」
 「有難う!」
 あれから40年だ。
 60年代前半に生まれ、パンクに夢中になった俺たちもくたびれ果てた中年になった。それがジンセイの通り相場、というわけさ。だけど、パンクは、国籍や言語を超えても、なお、俺たちを結び付ける。
 音楽ってのは、味覚と同じく、俺のジンセイを少しだけ豊かにして呉れた大切なもの。アダやオロソカにはできないわな。だけど、鴨ちゃんと一緒に、これで倫敦ともお別れ。


追記
カズオ・イシグロのノーベル文学賞受賞で倫敦が盛り上がっているが、イギリスにとって久々の朗報だわねえ。10年ぶりとはいえ、トップニュースの扱いも分かるわね。
| 7喰う | 07:42 | comments(0) | trackbacks(0)
Napolitan――Braised Beef Ragu Paccheri!
9月25日
Napolitano――Braised Beef Ragu Paccheri!
 Napoli名物のショートの筒型のパスタだ。ここから、マカロニ、マッケローニの話をしたいんだが、今日はもう時間がないんで止めるわい。
 本来なら、パスタにチーズを詰めたりこうしてラグー・ソースを絡めたりするわけだ。パッケリは美味い。本当に美味い。コシがあって、アルデンテでいいんだ、この手は。

Braised Beef Ragu Paccheri.JPG

 それでいて、生パスタじゃないんだけれど、このパスタはソースの風味を吸うのだ。表面は硬いようで絡めるソースを弾かない。だから、結局のところ、火が通るとパスタそのものがホクホクしているから、もう、皿は全体に味が濃くなるわけだわねえ。
 日本の方による「寿司の軍艦巻きと同じ」という解説があったね。コイツはうまい表現だな。だけど、野菜のソースみたいなのも、しっかりともっちりとした食感のパスタの中に吸い込んでんだよ。本場のパッケリは。

Naples 20170916 Braised Beef Ragu Paccheri.jpg

 俺も暮にローマでCacio E Pepeにヤラれたけれど、こないだはナポリでパッケリにすっかりやられたよ。で、今日も昼間っから密談。謀議・謀略じゃなくてね。密談で。
 何を密談しているかって?
 「ナポリ行ってパッケリ喰え!」
 そう言って密談しているだけじゃんよ、むさい日本人のオヤジが3人もガン首揃えて。ウハハハハハハハ。
 「だけど行く人選ぶからね、ナポリは!」
 なんて、意地悪を言って脅かしてさ。オホホホホホホホ。

Cacio E Pepe@某所.jpg

 その後、Portobello Roadの行き付けの店でネクタイを3本調達して帰ってきた。
そうしたら、泪橋で一杯やるべえという山谷案が門前仲町方面からあった。
これとは別に、飛田新地ツアーどやねん、というお誘いもある。こちらは西宮方面。ま、我らには甲南のアメフト部の用心棒が付いておるけん。腹に何を刺されても暫くは暴れまっせ。なんて。
 東西の元不良少年のジジイらが待っとるけえ、ハヨ、帰ろうかい。オホホのホのホ。


追記
広島カープ研究で密談。ヨーロッパの銀行家諸兄と密談・謀議。そのココロは?、言うもんか!!
| 7喰う | 07:13 | comments(0) | trackbacks(0)
タコの煮付け、の、ようなもの。
9月21日
タコの煮付け、の、ようなもの。
 昨夜、帰国の挨拶を送った。ジンガイには85件、日本語ではおよそ400人か。直後から反応があったのは驚きましたが、時差もあってか、ヨハネと北京にブリュッセル、シンガポール、パリ、ニューヨーク、と続いた。 
 それと行方不明だったヤツが日本に住んでいたとか、パリにいたはずのやつが白金に住んでいて、面白いんだよ。
 「アンタの家はカワサキだから、カントーのどこかで会いましょう」
 なんて言うんだよね。
 その後、東京よりも福岡と呉から先に反応があったのが興味深い。皆さん、世界中で動いているのだなあ。これも、どっと来ると、お、お、おーっと感じますねえ。
 15年ぶり位に連絡を取ってみた人もいるもんね。面白いもんだ。カウンターでヘツドハントしてきたのがいたの。横浜から。うーん。
 反応の中身でオモシロイのは、お前が日本に戻るなら、東京で美味いもんを喰いたい、という、喰いものの反応ね。イギリス人の場合は、ラーメンとトンカツだ。大陸からは、寿司、ヨハネからは刺身を喰わせろと。ま、こう、キタわけですよ。
 近頃のお気に入りは、この、タコの煮付け、の、ようなものだわね。ナポリで喰ってぶっ飛んだ。そうでなくとも濃度の高いナポリのタコと、これまた味の濃ゆ〜いプチ・トマトと炊き合わせてあって、とっても全体に濃くなっているわけですわい。
 脳裏で浮かんだのは大阪の「たこ梅」で、どうして「たこ梅」が浮かんだかっていうと、多分、タコとプチ・トマト。このトマトの味の濃さと酸味が、梅干に近いパワーを持っていたからだわねえ。「たこ梅」もいきたいねえ。
 これでセミドライの白っぽいのでぐーっといけば、みんなハッピー。ブーゲンビリヤで極楽鳥花だわ。
 如何に胃袋が人を結び付けるか、ということですわねえ。出しておいてなんだけど、返信が大変だ。うーん。後先を考えずにしくじったわい。トホホ。

タコの煮付け、の、ようなもの
| 7喰う | 13:37 | comments(0) | trackbacks(0)
今年美味かった皿。
9月17日
今年美味かった皿。
東京を遠く離れているのに方々から、東京からか?とか、日本では、大阪から?、とか、お座敷がかかる。今日も、いく先々で話し込んで、随分、ご商売の各方面におかれては、こちらが何も言わないのに率先垂範してベンキョーして頂いた。あっと驚くタメゴロー。
 やっぱりヴェト飯は抗えない魅力があるだろう。こういうモノが周縁部でも喰えるようになってきたのは、この1年近くの間の顕著な変化だろうねえ。

  20170719 Bun Bun Bun (掲載).jpg

 こちらのポルトガルのカタプラーナはマジな話で腰を抜かすものだった。例のシスコのチョッピーノでもなければマルセイユのブイヤベースでもないわけで。コイツも大したモンだよ。こういうブツがあることがその御国の文化の程度を現わしているわけだ。素晴らしい。こういう一皿がひいては国威高揚になっていくわけですな。

Portuguese Cataplana (掲載).jpg

 とまれ、魚介では、牡蠣を打ったり、ハマグリを打ったり。それも、こんな手袋してさ、ナイフもシスコ時代からずっと使ってきたから、もう二十年近く使っているわけだ。

      20170708 Shellfih Day (1).JPG
| 7喰う | 06:04 | comments(0) | trackbacks(0)
消費モードヘ突入。
9月4日
消費モードヘ突入。
 温存していた、「おいしさ、あごのさ、久原」、久原醤油醸造製の「久原のあごだし水炊き」、やっちまいました。
ここのスープは最近もつ鍋も出ているそうだから、帰国の愉しみだから今度は嬉しいわねえ。

    久原あごだし水炊き.JPG

 「GARCIA」で調達したタコをカルパッチョにして喰ってしまいました。美味かったけれど、ちょっと、塩味がって、俺の肉体の発したナチュラル塩水のせいか?、オホホホホホホホ。

タコ(Garcia産).jpg

 こちらの「豚の三枚肉とアサリのソテー」は帰国後も定番メニューに昇格を希望中。ワインが美味いわね、これは。しかし、帰国後の俺のパートナーは日本酒なのかどうか。肝臓もそろそろキツクなってきた。酒を変えるには、いい機会ではあるんだけど。

アサリと豚三枚肉のソテー (4).jpg
| 7喰う | 15:48 | comments(0) | trackbacks(0)
何を待っていたか。
8月31日
何を待っていたか。
 つい昨日、戦争の合間にブンタウに渡り、あの懐かしい絶壁の上にあった永厳寺にお勤めになっておられた方からお便りを頂いた。コイツこそ、まがうこと無き佛縁というのだろう。
 それもあって、発心して、クビをこすって待っている間にも、会えずに終わりそうな人たちにご挨拶しようと動き始めたのだけれど、中々、俺の評判も悪いらしく、難しい。

ユッケビビンバ(掲載).jpg


 一時、ケバブは淫したけれど、最近は、よう喰わんのよ。そいで、先日も喰わず呑まずでガマンした「House of Common」の帰るさ、立ち寄ったのはヴェトナム屋だった。
 「残念ね、今日、ホリデーだからキッチン閉めるの1時間早かったの」
 ってことで、諦めた。
 そいで入ったのはコリアン屋。冷えた身体に優しいユッケのビビンバがあって嬉しかったぜ。
 アナ○○姐さん、俺はケバブ屋でワイン呑みながらテイクアウエイ待ってねえですよ。ってことは、俺のことは、お分かりにならなかったようで。お会いしてご挨拶をしたかったけれど、残念です。
 つまり、待っていたブツはケバブじゃなくて、ユッケ・ビビンバだったんです。
 そいで、最近慌てておパリで買い足してみたのは、世間でいう、銘柄品とかブランド品とか舶来品とか輸入品ではなくて、こんなの。キッチンとダイニングテーブルで普段使いするブツですなあ。
 
    Parisの戦利品(2).jpg

 どうせバイクを買うんだろうとか、クルマを買って帰る積もりかと聞かれるけれど、さにあらず。20年近くも昔のSan Franciscoでさえ持っていたPorschを処分したんだからねえ。
 買うなら日用するブツか、今は余り着ないシャツかな。俺は30年もガマンしているんだけれど、横丁に隠居したら盛大に昔のようにキメることにしてんの。ま、それまで生きているかが問題だけれど。アハハハハハハハ。諸兄姐、悪しからず。
| 7喰う | 14:46 | comments(0) | trackbacks(0)
南欧はカジキ天国。
8月3日
南欧はカジキ天国。
 平成の大合併で市町村名も変わってしまったのは残念だが、鹿児島県加治木町はカジキマグロで有名だったわけではないのだった。ここの加治木とは楠のことで、この周辺には楠の大木が何本か御神木として祭られてある。
 2010年に周辺町村と合併して加治木の名は消え、姶良市になってしまったのは淋しい。

      20170722 Sardinia  (掲載).jpg

 我が一族はこの加治木とは鹿児島市を挟んでさらに西側の東シナ海に面した「市来の海岸から上がってきた」という言い伝えがあるわけだ。
 流浪の民もいいところ。難破して漂着したか、冒険して失敗して何とか生き延びたのか、あるいは、密航して辿り着いたのか。

スモークしたカジキマグロ(Sardinia産).JPG

 南イタリアではカジキを食する。ナポリやシチリア、サルディーニャでは、カジキをパスタに敢えたり、揚げ物にしたり。そしてスモークした肉をハムのようにスライスして食前のつまみにしたりするのだ。独特の風味があって、これはこれで強い主張がある。
 (なぬ?)
 初めて喰った時は魚の種類が分からなかった。
 肉身は日本で揚がる物よりも味が濃いかも知れない。淡白な日本のカジキより、もう少し香りがある。サーモンと同じようにステーキ用に腹身がぶつ切りにして並べられている。

かじきマグロの子のパスタ (掲載).jpg

 某地で喰ったのはカジキの子を日本で発達したタラコのスパゲティーのように麺と和えた一皿だった。洗練され、美味かった。分かるだろうか、パスタとソースの比率が。日本のショボたれたソースと違って、タップリと使われているのが嬉しかった。
 ところがどっこい、急転直下で、このカジキ天国ともオサラバ。どうやら、そういうことになるらしいぜ。明日はどっちだ。
| 7喰う | 15:20 | comments(0) | trackbacks(0)
CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
SPONSORED LINKS
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE