岡田純良帝國小倉日記

喰わんと参るで。
6月20日
喰わんと参るで。
 32度と言っても、理解されない暑さ。アパートにはエアコンは無い。デパートやレストラン、あるいは事務所にはあるが、一般の住宅にはクーラーの機能は無いわけだ。
 ヤマキの魚介醤油つけうどんつゆを買ってきたので、早速、やってみました。だって食欲湧かないんだモノ。

ヤマキ 魚介醤油つけうどんつゆ20170619 (5).JPG

 こちらは先日紹介した近所のヴェト飯屋でチャレンジした豚焼肉と豚肉ボールのブンから随分と趣旨は違うねえ。アルゼンチンのステーキ屋ですな。大して美味いと想わなかったけど、美味そうな顔して喰ったよ。
 牛肉は俺の身体に合わないようだねえ。豚と鶏は問題無いんだけれど…だからやっぱり遺伝子は南方系の方が強いんだろうなあ。

 「南方から猛烈なHeat Waveです!」

 ともかく、5日間の30度超え連続は20年振りの猛暑だって。BBCのアナウンサーが絶叫する度に、俺の脳裏にサウンドが浮かぶ。暑苦しい、Paul WellerセンセイのVersionで。

  Fille & Rib Eye Steak (1).jpg
| 7喰う | 14:23 | comments(0) | trackbacks(0)
生活の知恵――各国料理で間に合わせ。
6月13日
生活の知恵――各国料理で間に合わせ。
 無性にGarlic Crab Pastaが喰いたくなる時がある。そんな時は近所のスペイン飯屋で蟹肉をタップリ使ってチリを効かせたパスタを喰うことに決めた。オホホホホホホホ。
 ごまかしに過ぎないのだが、これも暮らしのなかでは必要なことだ。

Crab Meat Linguine with Chili.jpg

 こちらはCrab Fried Riceを喰いたくなる時に仕込んであるNasi Gorengの素を使ったチキンのNasi Gorengなのだ。日本では黒豚の薄切り肉などを使って最高のNasi Gorengが喰えた。

牛挽肉.JPG

 文句を言いたいのは、こちらでは豚肉の薄切りが売っていないことだ。ついでに書いておくと鶏肉の挽肉が売っていないのも面白くない。
 豚肉の薄切りならこういう料理でもいい味が出るし、肉うどんなどをする時にも効果抜群なのだ。また、鶏挽肉はLab Kaiなどでは肝心要の食材。色々細かいところで不如意なのだ。
 だからそういう時には各国料理で間に合わせる、それも生活の知恵。

Nasi Goreng (掲載).JPG
| 7喰う | 15:52 | comments(0) | trackbacks(0)
喰ってます――Tagliatelle。
6月5日
喰ってます――Tagliatelle。
 某所で喰ったTagliatelle。これは美味かったのだけれど、まだこういう味には遭遇できていないのが御当地。道は遠ければ遠いほどええんやとは誰が言うたんですかいのう。遠いと腹が減るし歳が寄るわい。オホホホホホ。

Tagliatelle with wild boar ragout red wine reduction and Ubriaco cheese
| 7喰う | 15:05 | comments(0) | trackbacks(0)
パブめしもそろそろ卒業か。
6月4日
パブめしもそろそろ卒業か。
 近所を散策し始めた。以前の土地と比べても、またビミョーに違った住民構成になる。
 我が家の最寄にある某ショッピングセンターは某勢力からテロの標的になっているという予告を受けているので、まぁ、週末には近付かない方が良いわけよ。それがまず一つ。
 それと、カリブ系の住人が多くて、これまでのインド系の音楽よりもカリブ系のレゲエを大音量で流している車が増えた。
 白っぽいのでも、ヌザボーン・ボンジュールとか、ボンジョルノ・グラッツエとか、少し南欧系の比率も上がっているかも知れない。
 前もヌザボン系はいたけれど、こちらの近所には仏門学校があるんだわさ。そいでボンジョルノ系の総菜屋なんかあって、これからハムだとかサラミだとかいうブツも頼めるわね。

The Scarsdale Tavern (2).jpg

 ところが、先日、Californiaで世話になっていたThe Whole FoodsのKensinghton High Street店の酒売り場では、ホンの一部を撮ってもこんなブツがあるのだ。

 「菊水 ふなくち」缶が売っている!

 一体、誰がオーダーしているのだろう。「獺祭」とか「久保田」とかそういう酒ならまだ分かる。しかしこいつは何を隠そう、俺の出てくる前に晩酌していた酒で、缶入りなので、熟成されると味がまたさらに変わってくる。
 「菊水 ふなくち」をそういう酒だと分かってオーダーしているヤツが、近所のどこかに住んでいやがりやがるんだと想い至って、コイツはもうアカンなあと思った次第であるんであるんである(by 大隈重信)。

Whole Foods Market at Kensington  (掲載).jpg


追記
選挙前の週末にまたテロが起きた。我が家の前もひっきりなしにポリスカーが走っている。用心するのに越したことはないので各方面と連絡は取り合っているのでご安心下さい。
しかし空港や駅などには行かないわけにもいかず、どうやって気を付けりゃいいんだという思いもある。これから色々あるようだから、家に閉じこもっているわけにもいかないだろう。困ったものであるんであるんである(by 大隈重信)。
| 7喰う | 17:47 | comments(0) | trackbacks(0)
タイメシは不調。
5月30日
タイメシは不調。
 今のところハイストリートにあるタイメシは不調。隠れた場所に凄い飯屋があるのかも知れないけれども。それと酒屋の充実がすごいけど、料理の味はまた別の話になるからねえ。
 ポートワインも面白いので、チーズどうようにこれからはポートワインとシェリー酒を攻めるわい。先日、某所でそのシェリー酒で紹興酒と同じ味のするのがあると言ったら、とある貴顕紳士が言いました。
 「シェリーは葡萄、紹興酒はもち米だからそんなはずはない」
 だからダメなんだよ。喰わず嫌いは脳梗塞の前ぶれでっせ。

Papaya Tree (3).JPG
| 7喰う | 14:50 | comments(0) | trackbacks(0)
久しぶりのタイカレーの巻。
5月26日
久しぶりのタイカレーの巻。
 ロンドンに来て俺には2度目のタイカレー。前はこの近くの有名なタイ飯を出すパブでイタリア人観光客に囲まれた強烈な食事環境の中で頂きましたから、殆ど覚えていません。
 昨晩はナポリの裏手の地域の赤を頼んでバインと魚のカレーと蟹肉入りのパッタイ、さらに、辛いソムタムサラダを頼んでみたよ。引越し一食目はどこででもチャレンジするのが俺の流儀なのだ。



 そこそこ美味かったけど、気付いたら午後10時半を回っていて、目の前のスーパーは10時で終わっていたから今朝の新居には牛乳さえない有様だ。
 郊外暮らしのイロハを体感しつつ参りますワイナリー。
 サーブしてくれたスペイン人の男の子の左腕の刺青を褒めたら、親戚の産まれた日時を彫ったものだった。これまた今までとはちょっと感覚違う体験だった。

   引越し20170525 (18).JPG

 こちらはタイカレーではなくて俺のお友達たちなのだった。新居まで着いて来て、「ここに置け」とか「これを買え」とかあれこれ背中越しに指図してウルサイのだった。
| 7喰う | 15:57 | comments(0) | trackbacks(0)
通い慣れた魚屋ともお別れ。
5月22日
通い慣れた魚屋ともお別れ。
 1年半近く暮らしたので、方々の地区に通い慣れた店がある。魚屋、肉屋、八百屋、そして、パブ。随分歩いてみたけれど、それなりの店にはそれなりのブツがあるが、大抵、“そんなもの”でもあることはよく分かった。

某魚屋 (2).JPG

 コツとしては、普段店に並んでいないブツがある店は、ちゃんと店に前もって頼んで予約しておくことが大切で、こうして、日本から酒を調達すると、魚を刺身で手に入れるのもこんな外地での愉しみになる。
 旨いか不味いかとか言い始めると、それは日本の方が旨い。このカンパチなんて日本から空輸しているのだから、バカみたいな気もするが、だから旨いのは当たり前のコンコンチキ(死語)だわい。
 
〆針鶴 純米吟醸山田錦 (2).JPG

 しかし、数ヶ月に1度でも、こうして喰えるなんてのは、随分と時代が変わったなぁと実感する。西海岸ならどうか知らん。随分変わったかな。東海岸なんか20年前は強烈だった。
 さらに古い人に聞くと70年代から80年代にはこんな状況は考えられなかったそうで、そりゃそうだろうなと想う。魚屋もまた新たに開拓しなければならないのもナンだけど、これで俺の引越しも何度目か知らんが、平均2年に1度のペースの線は相変わらず。


 「借家のブルース」

| 7喰う | 15:35 | comments(0) | trackbacks(0)
「すり身で鰻」にしてヤラれた話。
5月18日
「すり身で鰻」にしてヤラれた話。
 先日、某所で買った缶詰は、喰ってみると期待していた鰻の稚魚ではなかった。残念だった。
 「うーん、これは鰻の稚魚じゃないよ」
 「サメかなんかのすり身じゃないか」
 よくよく缶詰を見ると「Surimi de Angulas」(鰻のすり身)と書いてある。音読すると、「すり身で鰻」である。うん、残念ながらヤラレてしまった。スペインでせっかく出会ったブツなのだが、残念だったなぁ。

 「すり身で鰻」かよ!!

 やられちまったぜ!


Surimi de Angulas.JPG


追記
週末呼び出しあり。出頭することに。果たしてどうなることかな。急転直下の動きだってあるかも知れない。諸兄から問い合わせがあるけれど、こちらも全くの五里霧中です。かんらからからと笑い飛ばすのか、身を削ってもこれではと腐るのか、どちらにしても。孤軍奮闘か孤影悄然か。結局のところは。
| 7喰う | 14:24 | comments(0) | trackbacks(0)
幾つになっても男子は男子。
5月17日
幾つになっても男子は男子。
 俺が、3度3度のシーメを、何時でも洗い上げたナプキンで口を拭いながらナイフとフォークを使って召し上がっていると勘違いされている諸兄姐に伝えたいのは、「お前はバカか〜」であって、大体そんな堅い喰い方は性に合わん。
 そいで、ニッポンでお1人でおる時に、つい氏育ちで喰ってしまうもんを挙げると次のようになる。大きな声では、諸兄姐、コイツは言われんけど。オホホホホホホホ。
 カワサキ・シチーでは、まんず、何と言ったって、「モナリザン」は外せんところよ。店のネーミングからして凄いだけでなく、ひっきりなしに予約の電話が入るところが凄いねん。

川崎名物モナリザン (キャセロール・スパゲティ.jpg

 売りは何と言っても、ナポリタン、ミートソースという、ベタベタなネーミングの皿を50年以上も出し続けておるという、そのカワサキ・シチーらしいところやんな。
 コイツ、そん中でも、最強の中距離弾道ミサイルやねん。「キャセロール・スパゲティー」ちいうて、イタリア人に絶対に分からんネーミングとレシピや。こんなん、あらへん、って。
 リゾットのようにトマトソースと溶けたチーズとで閉じとんねんけどな、こん中にとーっても細いスパゲティーが仕込まれとりまんねん。
 よほど、フーフーせんことには、口内やけどがひどくて○○イドになりまっせって。それくらい、熱いんやねえ。

   Pho Thit Bo.jpg

 出掛けにアクビ娘から貰ったヴェトちゃんの「Pho」がこちら。そいで、何でコナイの喰うかって。大事なことを聞いてくれはりますわなぁ。あんがと。

 「そうです、アイツ、絶滅危惧種ですから」

 坂田鬼平のことを先日は菊こと、柴山俊之さんが評して言うておった。これと同じ伝。男子は男子。
 こちらはシンガポール・ラクサの日清版。さすがに大阪の日清だから、コイツもいい線をイッてましたぜ。特に、カニのエキスを入れているのは、俺は日清の企画部だか開発部だかの会議室に行って、全員と握手をしたくなった。

         シンガポールチリクラブ (1).JPG

 それで別の話を書く。
 内田百里呂發α粟ごの末から復活していたけれど、同じ伝では、吉田健一が10年ほど前から若い世代でキテんのかなと感じていた。だが、それは、あくまで書店の店頭の話でね、若い人たちの中でも、別の口で消費行動に結ばれることはどうかなと想っていたんだよ。そうしたらそうじゃなかったよ。
 金沢新幹線で盛り上がっているのはチャライ一過性の観光客ではなくコアな吉田健一ファンがいるってんだわな。輪島の朝市だとかも、支えているのは俺の大○○な五○寛○みたいなのじゃなくて、吉田健一ファンだってなぁ。
 そうしたら、今回、幾つかの都内の有名な居酒屋で、シェリー酒が置いてあるのに俺はぶっ飛んだ。
 こいつは、かなり重たい吉田健一ファンのなせる仕業だなって感じたんだけど、呑む方も、頼む方も、聞いたら、吉田健一を知っていたよ。うわー、コイツはすげえなあ。マイナー・ポエットの吉田健一が……
 吉田さんのような人が読まれるのはよほどのことで、内田百里汎韻犬茲Δ法△世韻鼻∩瓦違うように、彼を支持する人がいることは、面白い。素敵だな。
 内田百里離疋ぅ弔筏氾跳魄譴離ぅリス。俺には、オヤジの長兄(陸軍)がドイツで、次兄(焼跡闇市系)がイギリスだった。昭和3年の早生まれと6年の秋生まれ。カブレ系のお国が違ってた。だけど、そうだったよ、戦前は。

 「おめえみたいな進駐軍はよ」

 死んだオジキは、アメ公の真似してガキの頃から野球をやり、アメリカまで留学したオヤジにそう言ってたっけ。
 お前は分かってないとね。これを飲み会の場で聞いていた少年が、もうそれから半世紀近く経って初老になった。
 そろそろ、俺も、色々な裃を着けていることが耐えられなくなってきたわけだ、ご案内の通りで。そいで、もう、どうしようかと想っているわけ。オホホホホホ。野暮はもう止め止め。
 このシャシン分かるかな、右側にシェリー酒が掲げられているでしょう。腰を抜かしたよ。甥っ子の蔵相はそんな話しをしたところで、そうだな、なんて、ガリガリ君をかじりながら目を細めて頷くのが、まぁ、関の山だ。
 だけど、そいつも味があるだろ。副総理・蔵相に誰か言ってやれよ。男子だけに通じる話でさ。

某居酒屋のお品書き(掲載).jpg
| 7喰う | 15:19 | comments(0) | trackbacks(0)
アジアの初夏は汗ダラダラで。
5月14日
アジアの初夏は汗ダラダラで。
 到着した木曜と金曜は関東は27度まで最高気温が上昇した。Palermoでは今頃30度超えているのだが、アジアでは湿度が高いから、肌への圧力が違う感じがある。
 そういう時は、アジア飯、とりわけ辛いタイ飯屋でも行ってビールでも呑むのがいいんだろう。

イサン・ソーセージで一杯 (1)

 東北部のイサーン地方の辛いソーセージ。アジアは暫くご無沙汰になってますが、喰いは懐かしいから時々喰ってしまうわけですな。まずい悪食の都、Londonという砂漠で。
 上野の杜に通うアクビの話では、上野近辺を開拓できる時間さえないそうで、俺としては上野の老舗の居酒屋を攻めたいと思っていたところなんだけれど、ちょいと残念だった。
 「研究室で煮炊きやっちゃうから持ち込みで飲み会なのよ」
 なんだそうである。
 ワイルドな校風だわいねえ。ま、何でも自分で出来るのは強みで、その上で人のものを頂きに上がるってのは嬉しさがぐっと増すから悪くないけれど。
 それで城西地区某所まで足を延ばして鰯のフレンチのアレンジを喰ってみた。ワインもいいものが吟味してあって、旨くて安い。日本の食のレベルがグーッと上がっているのを実感して嬉しかった。かなり。
 この鰯は、パン粉を使っているのだけれど、周囲に散らしたソースは鰯の内臓と頭の骨まで赤ワインと煮込んだものだった。青魚をここまでバッチリアレンジできるようになったら素人は言うことは何もない。黙って出てくる次の皿を待っていればいい。
 
三軒茶屋某所某鰯。

 この後に三元豚を白麹で下ごしらえしたステーキを頂いたのだから、俺の食欲カウンターが赤いゾーンに振り切れるほどの感激があった。厨房のシェフのところまで行って手を握りたかったけど、ちょいと遠慮した。
 野菜がすごい。野菜をきちんとして出す店はどんなものでも信用できるな。付け合わせが最高だった。厨房の方には京料理並みの緊張感があって嬉しい。

三軒茶屋某所某山元豚。

 ヨーロッパにいると伊藤忍さんのヴェト飯の更新がある度に胃液がどっと分泌される。少なくともそういう気がする。忍さんとホーチミンを攻めたのはもう10年は昔になるだろうか。
 これから小田急線に乗って、柴山さんのご尊顔を拝みに参る予定。一昨年の暮れにお会いして以来。駅前の喫茶店で「雨のエトランゼ」の気分だなあ。
 そうするってえとParisか?
 たまさかだけど、Figaro5月号ではParis大特集。小金持ちのニッポンのお姐さんの姿を見かけることも近頃は少なくなったらしいぜ、テロ以降のヨーロッパは。嗚呼、ニッポン。



追記の追記
北朝鮮のミサイル発射で号外が出た。東京メトロは止まらなかった。それでも憲法改正しないんかい。座して死を待つようなもんだわい。分からんことです。
| 7喰う | 12:15 | comments(0) | trackbacks(0)
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